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祖父の歎異抄

  • 海見山 正覚寺
  • 2021年8月12日
  • 読了時間: 2分

祖父の賞雅哲然は生涯に何冊か浄土真宗の本を残している。


輝くいのち、輝く讃歌、輝く言葉の3冊からなる「輝くシリーズ」と、

盲目になってからのインド旅行記。

そして、時事問題について言及している「私の問い」と、

僕が把握する範囲では5冊。


輝くシリーズは身内が褒めるのも恥ずかしいが、

実際素晴らしい本だと思う。


特に「輝くいのち」は一番素晴らしいものだと思う。

行信教校の先生方からいただいたお育てや、

自坊での布教で感じた問い、

また門徒さんより出された問いが大切に大切に書き記してある。


具体的には、

仏法を聞くのはなんでですか?

お寺に参って何を聞くんですか?

教えを聞いたらどうなるんですか?

人間は、真面目に生きさえすれば、宗教を信じなくてもいいと思いますが?など、

真面目に浄土真宗と向き合った時に出てくる素朴な疑問を非常に丁寧に扱っている。


自分が住職になってからというもの、

読み返すことも増えてきた。

この「輝くいのち」は、祖父の三十三回忌の時に施本にした。


「輝く讃歌」は正信偈についての本だけれども、

どうも浄土真宗版wikipediaにどなたかが大部分を挙げておられる様子。

ここにリンクを貼っておく

序分が山本仏骨和上である。

なんとも恐れ多い。


あとは「輝く言葉」である。

これは歎異抄についての本。

手元に一冊あるけれども、とっくに絶版である。

これも行信教校の先生方の素晴らしいエピソードがたくさん載っていて、

非常にありがたい本である。


これを現在テキストデータにしているところである。

まとまってきたら、このホームページにあげようかな、と。


webのおかげで地方にありながら関西圏の、

素晴らしい先生方の勉強会に出させていただいたりしている。

こっちもウェブで何か御恩報謝したいなぁ、と思うようになってきたんである。

写真は歎異抄の勉強会の準備で一番頼りにしている本たちです。。

 
 
 

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